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「抜くしかない」と言われる前に。
再発させない精密根管治療

歯がズキズキと痛む、噛むたびに違和感がある、歯茎に膿が溜まっている——そんな症状が出ているとき、「もう抜くしかないかもしれない」と不安を感じていませんか。しかし、そのような状態でも、精密な根管治療によって自分の歯を残せる可能性があります。

根管治療とは、虫歯や歯周病などで細菌に侵された歯の根(根管)の内部を徹底的に清掃・消毒し、感染源を取り除く治療です。一方で、根管は非常に細く複雑な形状をしており、目視では確認できない箇所も多いため、高度な技術と精密な設備が求められます。また、治療が不十分だったり治療後の密封が甘かったりすると再発しやすく、繰り返すたびに歯を残せる確率は下がっていきます。

当院では「再発させない」をコンセプトに、マイクロスコープやCT、ラバーダム防湿、MTAセメントなど複数の精密機器・材料を組み合わせた根管治療を行っています。「抜歯しかない」と他院で言われた方も、まずは一度ご相談ください。

こんな症状はありませんか?

  • 歯がズキズキと強く痛む、または冷たいもの・熱いものがしみる
  • 噛むたびに歯が痛む、または違和感がある
  • 歯茎が腫れている、または繰り返し腫れる
  • 歯茎にできものや膿の袋(フィステル)がある
  • 以前に根管治療を受けたが、また痛みが出てきた
  • 他院で「抜歯しかない」と診断されたが、歯を残したい
  • 歯の根の先に膿が溜まっていると言われた

上記の症状が当てはまる方は、根管内に細菌感染が起きている可能性があります。早期に適切な処置を行うことで、天然歯を守れる可能性が高まります。まずはお気軽にご相談ください。

平日夜20時まで&土日も診療

  • 平日は夜20時まで、土日も診療しています。仕事や学校帰りでも通いやすく、WEB予約は24時間受け付けています。

根管治療が必要になる理由

歯の内部には「歯髄(しずい)」と呼ばれる神経・血管の組織があり、歯に栄養を届ける重要な役割を担っています。虫歯が進行してこの歯髄まで細菌が到達すると、強い痛みや炎症が起き、放置すると歯根の先端(根尖)に膿の袋ができることがあります。この状態になると、歯の表面からでは改善できないため、根管の内部を直接清掃・消毒する「根管治療」が必要になります。

また、一度神経を抜いた歯であっても、治療が不十分だった場合や治療後の密封が不完全だった場合は、根管内で細菌が再び増殖し、再感染を引き起こすことがあります。再治療になるほど成功率は下がるとされており、「初回の根管治療をいかに精密に行うか」が、歯の長期的な予後を大きく左右します。

根管治療を繰り返してしまう主な原因

根管の見落とし・清掃不足

  • 原因:根管は非常に細く、曲がりくねった複雑な形状をしている
  • 問題:肉眼や従来の2次元レントゲンでは確認しきれない根管が存在し、清掃が不十分になりやすい
  • 対策:3次元CT撮影とマイクロスコープによる拡大視野で見落としを防ぐ

治療中・治療後の細菌汚染

  • 原因:治療中に唾液が根管内に入り込み、細菌を持ち込んでしまう
  • 問題:せっかく清掃した根管に細菌が再侵入し、再感染の温床になる
  • 対策:ラバーダム防湿(ゴム製シートで治療部位を隔離)により唾液の侵入を防ぐ

根管充填の隙間

  • 原因:根管を清掃したあと、内部を埋める「根管充填」に隙間が生じる
  • 問題:隙間に細菌が繁殖し、治療後も再発につながる
  • 対策:隙間が生まれにくいMTAセメントを使用し、緊密に充填する

当院の根管治療の特徴

マイクロスコープによる
精密な拡大視野

マイクロスコープ

当院ではマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を根管治療に使用しています。マイクロスコープは最大20倍以上の拡大視野を提供し、肉眼では確認できない細部まで鮮明に見ながら処置を行うことが可能です。

根管内の細菌の取り残しや見落とした根管など、従来の治療では発見・対応が難しかった問題をマイクロスコープで精緻に確認しながら対処できます。「見える」ことが、再発しない治療への大きな一歩です。

3次元CTで根管の
全体像を把握

歯科用CT

一般的な2次元レントゲンでは、根管の形状や病巣の広がりを平面でしか確認できません。当院では歯科用CTを用いて、顎・歯根・根管を3次元(立体)で撮影することにより、レントゲンでは発見できなかった病巣や複雑な根管の位置を詳細に把握します。

「見つけられない病巣には治療ができない」——CT診断はその見落としリスクを大幅に低減し、治療計画の精度を高める重要な第一歩です。

徹底した無菌処置へのこだわり

  • ラバーダム防湿(自費診療):ゴム製のシートで治療部位を口腔内から隔離し、唾液(細菌)の根管内への侵入を防ぎます。根管治療中の再感染リスクを有意に低減するとされる手法です。
  • 根管長測定器:根管の正確な深さ(根尖までの距離)を測定する専用機器を使用し、清掃・充填の精度を高めます。
  • ニッケルチタンファイル:複雑に曲がった根管にも追従できる柔軟性の高い器具で、根管の隅々まで的確に清掃します。
  • EDTA(根管洗浄剤):ファイルで生じた削りかすや細菌を溶かして除去し、根管内を清潔な状態に整えます。

MTAセメントによる
緻密な根管充填と神経保護

MTAセメント

根管の清掃後には、内部を埋める「根管充填」を行います。従来一般的に用いられるゴム状素材(ガッタパーチャ)は微細な隙間ができやすいという特性がありますが、当院ではMTAセメント(自費診療)を積極的に活用しています。

MTAセメントは隙間が生まれにくく根管を緻密に封鎖できるほか、殺菌効果と歯の組織再生を促す働きも持ちます。また、歯髄(神経)の保護材としても優れており、神経を残せる可能性が高い症例では、神経温存のためにもMTAセメントを使用します。

治療後を守るファイバーコアと
難症例への歯根端切除術

ファイバーコア

根管治療後は「コア(支台)」と呼ばれる芯を歯に立て、その上に被せ物をします。当院ではファイバーコア(グラスファイバー製の土台)を使用しています。ファイバーコアは天然歯の象牙質に近いしなやかさを持ち、強い力がかかった際に歯根への負担を分散させる特性があります。また光透過性があるため、オールセラミックの被せ物を装着した際に自然な審美性も得られます。

また、通常の根管治療では改善が難しい根尖の病巣(膿の袋)に対しては、歯根端切除術(歯根の先端を外科的に切除し病巣を直接取り除く処置)にも対応しています。「抜歯しかない」と診断された場合でも、まず当院にご相談ください。

グループ根管治療指導医がサポート

  • 当院が属する医療法人社団新心会グループには、根管治療指導医・佐久間利喜が在籍しています。難しいケースや治療方針の判断が必要な場面で、グループ全体の知見を活かした高水準の対応体制を整えています。
  • 複数ドクターによる原因分析・原因療法の実施など、一人の術者に依存しない治療体制を取っています。

治療の流れ

STEP 01.

精密検査・診断

初診時に、歯科用CTとレントゲンを用いて歯根・根管・顎骨の状態を3次元で精密に診断します。根管の数・形状・病巣の広がりを正確に把握した上で、神経が保存できるか、根管治療が必要かを判断します。

治療方針と費用・期間は事前に丁寧にご説明し、患者さまにご同意いただいてから治療を開始します。

精密検査・診断

STEP 02.

麻酔・ラバーダム装着

治療前に表面麻酔を塗布したのち、極細針と電動麻酔器(コンピューター制御)で麻酔を行い、痛みへの配慮を徹底します。

その後、ラバーダム防湿(ゴム製シート)を装着し、治療部位を唾液から完全に隔離します。根管内への細菌の混入を防ぐ、無菌処置の重要なステップです。なお、ラバーダム防湿は自費診療となります。

麻酔・ラバーダム装着

STEP 03.

根管の清掃・消毒

マイクロスコープで根管内を拡大視野で確認しながら、ニッケルチタンファイルと根管長測定器を使用して根管を丁寧に清掃します。複雑な形状の根管にも柔軟に対応し、見落としを防ぎます。

清掃後はEDTAなどの薬剤で根管内を洗浄・消毒し、細菌が残存しない状態を作ります。症状や感染の程度によって複数回の通院が必要になる場合があります。

STEP 04.

根管充填

根管内の清掃・消毒が完了したら、細菌が再び侵入しないよう根管を緻密に封鎖する「根管充填」を行います。当院ではMTAセメントを積極的に活用し、隙間が生まれにくい充填を目指します。

充填後はレントゲンやCTで充填状態を確認し、問題がないことを確かめた上で次のステップへ進みます。

STEP 05.

コア・被せ物の装着

根管充填が完了した歯に、ファイバーコア(グラスファイバー製の土台)を立て、その上にセラミックなどの被せ物を装着します。ファイバーコアはしなやかで歯根への負担が少なく、審美性にも優れています。

被せ物の素材(保険素材・自費素材)については患者さまのご希望をもとにご提案します。無理に自費を勧めることはありません。

コア・被せ物の装着

STEP 06.

定期メンテナンス・経過観察

根管治療後も定期的な検診・クリーニングを継続することが再発予防に欠かせません。当院では治療後のフォローを大切にしており、専属の歯科衛生士担当制のもと、定期検診で治療部位のチェックと口腔内全体のケアを行います。

「治療の終わりはスタートライン」——再発リスクを抑え、治療した歯をできるだけ長く守るために、ともに歩み続けます。

定期メンテナンス・経過観察

リスク・副作用

根管治療および関連処置(歯根端切除術・ファイバーコア)に伴う主なリスク・副作用は以下のとおりです。治療前に必ずご確認ください。

  • 再感染のリスク:根管内に細菌が残存した場合や治療後の充填に隙間が生じた場合、再感染が起こる可能性があります。追加の治療や再治療が必要になることがあります。
  • 治療後の一時的な痛み・腫れ:治療直後に痛みや腫れが生じることがありますが、通常は数日以内に落ち着きます。強い症状が続く場合はご連絡ください。
  • 歯の脆化:神経・血管を取り除いた歯は栄養供給が減少し、長期的に割れや欠けが生じやすくなります。そのため治療後は被せ物による保護が必要です。
  • 歯根端切除術に伴うリスク:外科的処置のため、術後に一時的な腫れ・痛み・内出血・神経麻痺が生じる場合があります。また骨・組織の再生には個人差があり、数か月を要することがあります。
  • ファイバーコアの破損リスク:強い衝撃や過度な力がかかった際に、ファイバーコアが破損することがあります。歯ぎしりや噛みしめが強い場合は事前にご相談ください。
  • ラバーダム防湿・MTAセメントは自費診療となります。保険診療での根管治療も対応しています。詳細は診査・診断後にご説明します
  • これらのリスクについては治療前に個別に丁寧にご説明し、患者さまにご同意いただいた上で治療を開始します

料金について

根管治療は保険診療での対応が基本です。ただし、マイクロスコープを用いた精密処置・ラバーダム防湿・MTAセメントの使用・ファイバーコアなど、より精度の高い材料や処置は自費診療となる場合があります。

どの治療が保険適用でどの処置が自費になるかは、診査・診断後に患者さまへ丁寧にご説明し、ご同意いただいてから治療を進めます。費用の見通しは事前にご案内しますので、不安なくご相談ください。詳しい料金については料金表ページをご覧ください。

よくあるご質問

  • 根管治療は痛いですか?

    麻酔を使用して治療を行いますので、処置中に強い痛みを感じることは基本的にありません。当院では表面麻酔の塗布・極細針・電動麻酔器(コンピューター制御)による一定速度の注入など、痛みへの配慮を段階的に行っています。治療後に一時的な痛みや違和感が出ることがありますが、通常は数日以内に落ち着きます。強い痛みが続く場合はお気軽にご連絡ください。

  • 根管治療は何回くらい通院が必要ですか?

    症状の程度や感染の状態によって異なります。軽度の場合は2〜3回で完了することもありますが、感染が深く進んでいる場合や再治療の場合はそれ以上かかることがあります。初診時の精密検査の結果をもとに、治療回数と期間の目安を事前にご説明します。通院のめどを事前に把握した上で治療を進められますので、まずはご相談ください。

  • 他院で「抜歯しかない」と言われましたが、歯を残せますか?

    状態によっては、精密根管治療や歯根端切除術によって抜歯を回避できる可能性があります。当院では3次元CTとマイクロスコープを用いた精密診断のもと、可能な限り天然歯を保存する治療を検討します。ただし、歯根が大きく割れている場合や骨の状態によっては、残念ながら抜歯が最善の選択となることもあります。まずは一度診察にお越しいただき、現状を正確に把握した上でご説明します。

  • 神経を抜かずに済む場合はありますか?

    はい、虫虫歯の進行度や状態によっては、神経を保存する「歯髄保存療法」が適用できる場合があります。当院ではMTAセメントを神経の保護材として活用し、神経温存を積極的に試みます。「抜かない・削らない・神経を守る」を基本方針としており、神経を残せる可能性がある症例ではその選択肢を最優先にご提案します。ただし歯の状態によっては神経を除去する判断が必要になることもあり、その際は丁寧にご説明します。

  • 根管治療後、歯はどのくらいもちますか?

    根管治療後の歯の寿命は、治療の精度・被せ物の質・治療後のメンテナンスによって大きく異なります。初回の治療をいかに精密に行うか、そして治療後に定期的なメンテナンスを継続するかが長期的な維持のカギです。当院では治療後も定期検診・クリーニングを通じてサポートを続け、治療した歯をできるだけ長く保てるようお手伝いします。

ご予約・ご相談

根管治療のご相談は、
高尾の歯医者「あい歯科クリニック 高尾」へお気軽にご相談ください

ご予約・ご相談

歯の痛みや違和感、繰り返す根管治療の悩み、「抜歯しかない」と言われた経験——そのような不安をひとりで抱えないでください。高尾で歯医者をお探しなら、あい歯科クリニック 高尾へお気軽にご相談ください。マイクロスコープ・CT・ラバーダム防湿・MTAセメントなどを活用した精密根管治療で、自分の歯を守るための選択肢を一緒に考えます。

平日は夜20時まで、土日も診療しています。WEBで24時間いつでもご予約が可能です。「高尾駅」南口から徒歩1分と通いやすい立地です。まずはお気軽にご連絡ください。

平日夜20時まで&土日も診療

  • 【平日】午前10:00〜13:00 / 午後14:30〜20:00
  • 【土日】午前9:00〜13:00 / 午後14:00〜17:00(※日曜日は16時まで)
  • 【休診日】祝日
  • 【住所】東京都八王子市初沢町1231-16 リトナード高尾
  • 【アクセス】JR中央線・京王高尾線「高尾駅」南口徒歩1分